2016.11.24
活動報告:東京 新虎祭りに出展、清掃活動を実施。
総勢約130名が参加。東北六魂祭パレードの合間に、新虎通りをクリーンアップ!

11月19日・20日の2日間、Tokyo Good Manners Project(TGMP)は、東京 新虎祭り(主催:東京都ほか)に協賛。港区・虎ノ門ヒルズのオーバル広場にて『TOKYO GOOD MUSEUM』収蔵作品のパネル展示や、イメージ映像を上映。また、11月20日には新虎通り沿いに清掃活動へのご協力を呼びかける「清掃活動受付コーナー」を設置。東北六魂祭パレードの合間に、一般来場者やTGMPパートナー企業(団体)の有志による総勢130名がTGMPの清掃活動に参加しました。


大迫力!新虎通りをパレードした東北六魂祭のひとつ、青森県のねぶた祭。

来場者が感じる“東京のマナー“とは
虎ノ門ヒルズのオーバル広場では『TOKYO GOOD MUSEUM』収蔵作品をパネル展示。来場者は、「歩きスマホやヘッドホンはぶつかっても気づかない、危ない」、最近賛否が話題となっている「電車内での化粧はみっともない」など、東京にも「気になるマナー」はまだまだあるものの、「ごみが落ちているのをあまり見かけなくなった」、「誰かの気づきから周りの人も空気を読み、どんどんマナーが良くなってきている」、「喫煙者なので吸う場所が減って大変だけど、それだけに、みんなが吸う場所のマナーを守っている」など、東京のマナーがどんどん良くなっていることも実感しているようです。


Tokyo Good Manners Projectブースでは『TOKYO GOOD MUSEUM』収蔵作品を展示。たくさんの来場者が東京のグッドマナーを「鑑賞」しました。

清掃活動参加者は総勢130名。集まったごみは15袋分!
お祭りの2日目、11月20日には東北六魂祭パレードが開催されました。この日、TGMPでは、「清掃活動受付コーナー」を設置し、来場者に清掃活動への参加を呼びかけました。今回の清掃活動を通じて、「皆で街をキレイにすることで、心地よく、おまつりを楽しんで頂く」とともに、「普段からゴミを捨てない心掛けを醸成していきたい」というTGMPの想いに賛同した参加者は、一般来場者やTGMPパートナー企業(団体)の有志による総勢130名。清掃活動は、2回実施されたパレードの1回目と2回目の間の約1時間半。参加者は、パレードが行われる新虎通りだけではなく、周辺の横道や側道までくまなくチェック。集まったごみは参加者の手によって分別され、総計15袋分のごみが回収されました*。
*一部にパレード見学者が持ち込んだ飲食物のごみも含みます


新虎通り沿いに設置したTokyo Good Manners Projectの清掃活動受付ブースには、多くのパレード見学者にご来場いただきました。




参加者は、パレードが行われる新虎通りだけではなく、周辺の横道や側道までくまなくチェック。イベントに来た親子連れ、お一人で参加してもらった地元住民など、たくさんの方々に清掃活動をご協力いただきました。


拾ってきたごみは参加者みずから分別。


集まったごみは最終的に15袋になりました。

こんなところにあった、都会のごみ
東京 新虎祭りの来場者数は2日間合計で約3万人、東北六魂祭パレードだけでも約1万6千人の来場者がありました(主催者発表)。清掃活動の参加者からは、「これだけの人が集まっているのに、ポイ捨てされているごみは意外に少なかった!」と感想を持つ人が多かったようです。実際に、参加者が集めた15袋分のごみの中には、この季節ならではの「落ち葉」も多く含まれていました。一方、ポイ捨てごみを発見した参加者からは、「自動販売機の周りや駐車場、ビルの隙間にはポイ捨てされたごみが隠れている」といった指摘もありました。集められたごみの種類は、ペットボトルや空き缶、食べ物の容器、たばこの吸いがらのほか、発泡スチロールや紐など、梱包に関連するものなども目立ちました。一見、きれいに見える東京の街にも、まだ課題はあるようです。それでも、参加者の一人からは「ごみのポイ捨てはまだまだあることがわかったが、一人一人の気持ちの持ち方で変わると思う」と心強いご意見をいただきました。


自動販売機の裏側にごみが隠れていることも。


ごみひとつ無い、キレイになった新虎通りでは、2回目のパレードが開催されました。