2022.02.15
実施報告:「コンポストづくりワークショップ」全3回の講義が終了

皆さんは普段生ごみをどのように処理していますか?おうちで過ごす時間が増えたことで自炊の機会も多くなり、毎日大量に出る生ごみに頭を抱えている家庭も多いはず。compost_0063Tokyo Good Manners Projectでは、そんな課題に向き合い解決することを目的に、10月30日、11月20日、12月18日の3回に分けて、生ゴミから堆肥を作る「コンポストづくり」のワークショップを実施。

本記事ではその様子をレポートいたします。

■コンポストは手軽に始められるエコ活動

そもそも、「コンポスト」って皆さんご存知ですか?

コンポストとは、堆肥や堆肥を作る容器のこと。家庭から出る生ごみや落ち葉などの有機物を、微生物の働きを活用して発酵・分解させ堆肥を作ります。これは昔から伝承されてきた日本の大切な知恵のひとつで、最近では循環型社会へ向けた取り組みとして注目されているそう。

今回は、
✔️ゴミを減らしたい方
✔️コンポストやエコ活動に興味がある方
を中心にお子様を含む17名にご参加いただき、講座と実践を組み合わせた初心者向けのワークショップを実施しました。

■堆肥づくりから種植えまでを学んだ3ヶ月

写真は初回のワークショップの様子。20年以上にわたりコンポストの普及活動を行なってきたローカルフードサイクリング(株)から講師を招き、「親子で楽しむ!はじめてのコンポスト」をテーマにワークショップを実施しました。compost_0093「生ゴミの種類は?」「コンポストの意義とは?」など、講師の説明を聞いている時は難しそうな顔をしていたお子様たちも、実践タイムになると皆生き生きとした表情に。自宅から持ってきていただいた生ゴミを専用の基材に混ぜ合わせ、「どうなるか楽しみだね〜!」と嬉しそうに話していました。

compost_0115それからおよそ3ヶ月。第3回目のワークショップでは完成した堆肥を使って、野菜の種を植えました。

参加した皆さんに感想を聞いてみると、
「純粋に生ゴミが減ったのが嬉しかった」
「続けられるか不安だったが、マイペースに取り組めるのがよかった」
「完成した堆肥で植物を植えるのが楽しみ」
といった声が上がりました。

compost_0142「コンポストワークショップ」は終了しましたが、Tokyo Good Manners Projectdでは、今後も楽しみながら食やフードロスについて学び考える機会を作っていきたいと考えております。

同時期に開催しておりました、フードロスの啓発イベント「地球も人も治したい八百屋」のレポートも更新しております。こちらもぜひご覧ください。
「地球も人も治したい八百屋」のレポートはこちらから