2017.09.05
活動報告:とごしぎんざまつりで『クリーンアッププロジェクト』を実施。
約300名が清掃活動をとおして地域に貢献。

8月27日、第20回とごしぎんざまつり。Tokyo Good Manners Project(TGMP)はこの日、戸越銀座商店街とのタイアップ企画『クリーンアッププロジェクト』を実施。専用ブースを設置し、お祭りに訪れた方々に清掃活動への参加を呼びかけました。
参加してくれた方は5時間で約300名。その清掃範囲は商店街にとどまらず、国道沿いの歩道や周辺の路地まで。なかには全長約1.3㎞に及ぶ商店街をまんべんなくチェックしてきた参加者も。さらに拾ってきたゴミの可燃、不燃、生ゴミ、空き缶など7種類の分別もみずから率先してくれました。
今回集められたゴミは、たばこの吸い殻、空き缶、空き瓶、ペットボトルなどを中心に22袋分(清掃活動以外のゴミも含む)でした。

「路上のゴミは減ってきている」「ポイ捨てに対するマナー意識は上がってきている」というのが参加者たちの多くの感想。しかしながら、「目に見える場所ではなく、意識しなければ目を向けない目立ちにくい場所に平然と捨てられている」という意見も数多く寄せられました。目立たないから。わからないから。ゴミが落ちている場所にこそ、ポイ捨ての本質的な課題があることを改めて実感しました。

【活動風景】
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路地にも気を配るなど、みずからフィールドを広げてチェック。
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靴?? が1個、落ちていたそうです。
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銀ちゃんもふれあいウォーキングの合間に清掃活動に参加してくれました。
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スタッフの荷物を勘違いして。。。
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クリーンアッププロジェクトに参加してくれたご家族。「こういう形で地域に貢献できることは素敵なこと。また子どもから大人までポイ捨てについてあらためて見つめ直す、考え直す、よいきっかけにもなったと思います」と語ってくれました。
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小学生のバレーボールチーム『大井第一Angels』のメンバーたちも清掃活動に参戦!!
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17:00。約300名の参加者たちによる5時間の清掃活動が終了。ゴミは総計22袋に。
活動中に家族や友だち同志でポイ捨てについて真剣に語り合うシーンも多く見られるなど、今回参加してくれた方々の意識の高さがとても印象的でした。

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東京でいちばんの長さ(全長1.3㎞)を誇る戸越銀座商店街。
とごしぎんざまつりは10万人以上が訪れるほど有名で、模擬店もイベントもじつに多彩。今年のスタンプラリーは、その景品が『銀ちゃんタオル』とあって、3か所のスタンプ押印スポットは子どもから大人まで長蛇の列!! 先着2000枚という大盤振る舞いも!!

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とごしぎんざまつりが開催された8月27日より、『食べあるキット』の貸し出しも開始しました。
マナー向上を目的とした戸越銀座商店街×TGMPのコラボ企画のひとつで、食べ歩きの際に手の汚れやポイ捨てを防ぐアイテム。実際に利用した方に感想をお聞きしました。
「肩から提げられて両手が塞がらないし、紙おしぼりが携帯されているのも嬉しい」(井上さん/右)
「食べ歩きながら、そのときのちょっとしたゴミを入れたまま戻せる。それが自然とマナーにもつながっている。こういうガジェットをどんどん増やしてほしいと思います」(佐々木さん/左)。

リンク:戸越銀座商店街

過去の「戸越銀座商店街」活動報告

2017.6.23
活動報告:グッドマナーで“日本一住みやすい街”を目指す
戸越銀座商店街がマナー向上推進に向けた「3本の矢」を発表
2017.6.29
活動報告:歩きながらはコロッケにスイッチ。
“歩きスマホ防止”をSNSで周知。