2019.07.10
活動報告:Tokyo Good Manners Project×フードロス グッドマナーで食のサステナビリティについて考える『福ごはんプロジェクト』を開始。

① 今回は、世の中の関心事となっている「フードロス問題」に着目し、”もったいない”という日本人の美徳に基づいたグッドマナーでフードロス問題を考える『福ごはんプロジェクト』を開始しました。

 格式ある料亭や飲食店が並ぶ日本橋浜町を拠点にして定期開催されている「浜町マルシェ」で売れ残った食材を、さまざまな方法で活用することで“食のサステナビリティ”についての理解を深める取り組みです。
「残り物には福がある」という日本の文化に密着したことわざをヒントに名付けられています。

■『福ごはんプロジェクト』概要
①『福ごはん』の販売
②『福ごはんの湯』の実施
③『福ごはん料理』の提供

 ①『福ごはん』の販売
「浜町マルシェ」で売れ残った食材を、地域に根付く企業(株式会社建設技術研究所/カゴメ株式会社/株式会社明治座)でマルシェ翌日に『福ごはん』として再販売しました(当日よりも2~3割値引き)。
社内リフレッシュスペースにブースを設けた建設技術研究所では販売開始直後に人だかりができ、ルッコラやにんにくは即完売になるほど盛況でした。

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 ②『福ごはんの湯』の実施
浜町近隣の銭湯「世界湯」では、浜町マルシェで売れ残ったオレンジ、甘夏、レモンを入浴剤として再利用し『福ごはんの湯』として湯船に浮かべました。柑橘の香りがほのかに漂う湯船で体を温めていただいた後は、100%果汁のオリジナルジュースと、オリジナルタオルを数量限定で提供しました。 

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 ③『福ごはん料理』の提供
浜町の飲食店「富士屋本店日本橋」「浜町かねこ」「HAMACHO DINING&BAR SESSiON」にて、浜町マルシェで売れ残った食材を特別メニューの『福ごはん料理』としてアレンジしていただき、お客様に提供しました。

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今回、浜町の地域の方々のご協力を得て見えてきたのは、フードロスは地球規模の深刻な問題でありながらも、「一人ひとりのグッドマナーで楽しく前向きに解決していけるのではないか」ということです。

『福ごはんプロジェクト』は今後、定期イベント化をしながら拠点・エリアの拡大をしていく予定です。
みなさんも機会があれば、楽しみながらフードロス問題について一緒に考えてみませんか?