2022.09.01
日本橋浜町のカフェHama Houseで行う「福ごはん弁当」の取り組み

一般社団法人Tokyo Good Manners Project(以下TGMP)の事務局がある日本橋浜町のカフェ「Hama House(ハマハウス)」では、定期的に「福ごはん弁当」の販売を行なっています。

IMG_6574「福ごはん」弁当に使われる食材は、すべて廃棄される予定だった規格外野菜。形が少し小さい、大きい、変形しているなどの理由で、通常の流通から外れた野菜です。Hama Houseでは、昨年に「地球を人も治したい八百屋」を実施して以降、飲食店としてフードロス削減に向けて何かできることはないか考え、この「福ごはん弁当」の取り組みを定期的に実施しています。

21A_session_0027a_session22_0235日本橋浜町のイベントと連携。イベントにて規格外野菜を使ったメニューを提供することも。

継続の甲斐もあり、お客様からは「福ごはん弁当を購入するようになって、普段の生活でも規格外野菜を意識するようになった」という声をいただいています。日本橋浜町を中心に、少しでも多くの方が規格外野菜やフードロスについて考えるきっかけを作れるよう、TGMPでは今後もこの取り組みを継続していきます。

『福ごはんプロジェクト』とは
料亭文化の地とされる日本橋浜町で年に4回(1月・4月・7月・10月)開催される「浜町マルシェ」で売れ残った食材を活用し、地元の人・企業・組織が一体となり、食べられるはずなのに捨てられてしまう「食」について考え、解決する取り組みです。”もったいない”という日本人の美徳に基づいたグッドマナーで、フードロス削減に向けたアクションを起こすべく、「残り物には福がある」という日本の文化に密着したことわざから着想を得ました。