このたびコラボしたのは、浅草でも有数の人気スポット・浅草六区商店街のオープンカフェ。週末限定、六区ブロードウェイの通りに沿うかたちで、左右いたるところに設置されたテラス席に腰掛けられるオープンカフェですが、2018年10月26日（金）〜10月28日（日）の3日間は、それがいっそう心地よい空間に変身した姿を見せました。

ブロードウェイの中央部分に位置する商業施設・まるごとにっぽんの正面入り口の広場には芝生が敷き詰められ、その上にはオーガニックな質感の椅子とテーブルも。地元の人も、外国人観光客も、通りすがりに興味の赴くままに腰掛けてはしばしリラックスタイムを過ごしていました。足元のふかふかとした緑が、目にも優しく印象的な光景でした。

なおそのかたわらには、東京都心の各地で見つかる”TOKYO GOOD”の数々をわかりやすく示したパネル展示も。都民自身が忘れていたかもしれないこの街のよさへの気づきの機会を、気軽に親しみやすいかたちで提供しました。

この日、特設のスモーキングスタンドもこのように。

この日はまた、まるごとにっぽん及び界隈の通りをぐるりと巡回してゴミ拾いするクリーンアップ活動も展開。

普段この浅草六区の通りで出演する劇役者たちが侍やくノ一の姿のまま、一般参加者と一緒になって清掃に励むその姿に、街ゆく人の目線も集中。確かにまちの美化を訴えることにつながったもようです。たまたま立ち寄り活動に加わった一般参加者の、界隈を一周して集めたゴミを分別し終えここを後にする際の笑顔にも、歓楽街でありながらクリーンな街・浅草を維持／推進していく上での大きな手応えが得られました。

普段みるよりもっと気持ちの良く・心地よい浅草のまちかどはつくれる。そういう示唆的な3日間となりました。