2017.08.09
実施報告:市民大学マナークリエーション講座
日本橋街大學(8)「Teaching Japanese Cooking in English!!」

日本橋街大學×Tokyo Good Manners Project(TGMP)のマナークリエーション講座『英語でレッスン! 外国人に教える和食の基本』の最終回(全3回/8月3日開催)。
基本的な挨拶から海外の方に日本の食文化をどのように伝えるか、そのフレーズの音読やロールプレイングにより、前2回分を濃密なダイジェストでおさらいした受講生たち。英語もほぐれ、本講座の集大成“お寿司の作り方を海外の方にどのように教えるか”へ。
調理器具や素材の英単語、それらを説明するフレーズ、加えて調理作業を説明するフレーズもふんだんにインプット。アウトプットはロールプレイングで存分に慣らし、最後は本講義の醍醐味でもある講師との掛け合いで。受講生たちもプリントを閉じて画像のみで豊富なフレーズに挑戦したり、自ら率先してアドリブを差し込むなど、掛け合いは最終回にふさわしい賑やかさと臨場感に包まれました。
全3回に亘って講師を務めた秋山亜裕子(Buddha Bellies Cooking School Tokyo代表)さん。受講生たちに 「間違えることは挑戦しているということ。間違えをおそれないことが上達につながります。そこから学び、気づき、英語力を高めて実践に活かしてください」とエールを贈りました。

【講義風景】
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実際に調理器具を使用してデモンストレーションする秋山先生。

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ロールプレイングで表現力をブラッシュアップする受講生。

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予習と復習を繰り返してきた受講生たち。「あっという間の3回。秋山先生に刺激されて、英語がどんどん体に入ってきました。こういう講義を続けてほしい」という嬉しい感想もいただきました。

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お互いに前回を凌ぐアドリブで盛り上がる掛け合い。最終回も笑いと拍手に包まれました。

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「東京オリンピック/パラリンピックで海外の方がたくさんくるとおもうので、和食をはじめとする日本文化をできる限り英語で伝えてみたいとおもって受講しました」(西村光雅さん)
「英語で伝えたいという思いは私たちにもできるおもてなしかもしれませんね」(髙橋洸子さん)

リンク: 日本橋街大學

過去の日本橋街大學マナークリエーション講座
第1回 「粋マナー、粋な笑い、知的好奇心」
第2回 「伝統文化は遺産ではなく、日常生活で活かしていくもの」
第3回 「江戸情緒溢れる町並み佐原散策 ~神職に学ぶ参拝作法と古民家ランチ~」
第4回 「串打ち3年、割き8年、焼きは一生、好奇心も一生、笑いも一生」
第5回 「英語によるおもてなしをめざして。」
第6回 「ロールプレイングと掛け合いで会話力をブラッシュアップ」
第7回 「物の受け渡しとは機能と形状もしっかり考慮すること」